女神(めがみ)の肖像
クワハラ サトミ
作品は左より
2016年 白檀 日本画・綿布・F6号
2017年 水ぐも 日本画・絹本・軸装・画寸10.5×28cm
2015年 反魂香 日本画・絹本・軸装、画寸120×36cm(画像は部分)
<ステートメント>
“女神の肖像”が永遠のテーマです。 生身の人ではなく、なんとか女神に昇華させて描きたいです。
前略 女神さま、
遥か少女の頃、うたた寝をして夢のなか
女神さま、あなたの唇は、とても赤かった。その唇は、赤い蝶々になって、ふわふわと舞い上がる。
掴もうとすると、するりと逃げて飛び回り、そのうち天上界へ帰ってしまわれた。
私が崇拝する女神さま、あなたは誰
アフロディーテ、アテナー、ディアナ、クリュティエ、フローラ...?エーディン、ヴァルキュリー、マリア......あるいは、天女...?
どうか、いつか、気高い女神に逢えますように、描けますように。
その時、未熟な私は、私自身として完成するのではないかと思う。
女神と成就するかの如くに。
そして、私は過去を美しく偽って、
少女のような甘やかで無知な自信を持って言うのです。
あなたに逢うために生きて、そして描いてまいりました。
女神さまの絶対の存在が必要なのです。
努力いたします。どうか、見守りくださいませ。
日本画
名古屋市在住
名古屋造形短期大学・日本画卒
日本美術家連盟会員
ファンデーションテイラー会員 パリ
尊敬する画家は、ジュゼッペ・カスティリオーネ(郎世寧)など
元ジュエリーデザイナーのキャリアを持つ
再び絵を描いていこうと思う覚悟する出来事があり、日々色々ありますが今に至ります。
個展
2007年 女神の肖像 青木画廊 (LUFT)
2014年 ひかりかがやくもの あらかわ画廊
2015年 incense― 没薬と乳香 乙画廊
2016年 ふたりのルクレティア あらかわ画廊
他、東京、名古屋、大阪、パリなどの展覧会参加は年間10回~ぐらい。
作品掲載
・「幻想耽美」 (パイインターナショナル出版) 作品掲載
・「現代画家が描く 美と幻想の世界 妖しく美しい女性たち 」 (総合ムック) 作品掲載
・EXTRA ART エクストラート・11(アトリエサード発行) 表紙と巻頭記事に作品掲載
・ピアニスト赤松林太郎氏のCD「ピアソラの天使」 (キングインターナショナル)の中裏表紙に作品掲載
など