2012年、写実第3世代の若者を中心に、細密・技巧系が写実ブームを牽引する風潮に流され事なく、自分達で<写実とは何か?>という問いを一度立ち止まり、じっくり検証する期間限定ユニットリアリズム・コンプレックスを洋画家の丸山勉のキュレーションにより立ち上げる事になった。
2014年、<リア魂>のスピンオフユニットとして、ART@JUNGLEを期間限定ユニットとして立ち上げた。
ART@JUNGLEは、日本画・洋画・アート系を問わず、意欲のある若者を受け入れ、やがて認知度・存在感を増し評価が高まっていった。そして、期間終了と共に、有望な若手作家を輩出し、1STシーズンは幕を閉じた。
■ユニット主催者 展覧会キュレーション @幻影技芸団インキュベーター 洋画家 丸山 勉 1963年 栃木県生まれ 1986年 東京造形大学卒
日展、白日会、コンクールにて審査員を務める、 中山アカデミーにて、専門家養成講座担当 日展会員 白日会常任委員
日本のアートシーンを、超多様性というコンテキストで考えてみたい。 このユニットの特徴は、<超・多様性> キャリアは20代~50代、日本画・洋画・現代アート。活動拠点も日展系、院展系、創画会系、白日会系、一水会系、春陽会系、無所属と今日のアートシーンを象徴する幅の広さです。 それこそが、日本文化の特徴であり、面白さ、豊かさだと感じています。
<新基軸>アート・アバター
多様性は、面白さの反面、捉え所の無さが弱点です。 それを<幻影>と位置付け、展覧会コンセプトの代わりに、@幻影技芸団というストーリーを付けました。 @幻影技芸団員(メンバー)が、架空の怪盗となり作品の魅力で、鑑賞者の<こころ>を頂戴しようという設定で挑みます。 イメージは、ライト&カジュアルですが、作品は、それぞれが心を込めた意欲作(ガチ)で挑みます。そのギャップもまた、お楽しみ頂けたらと思います。